10月第一土曜の夜は毎年、
Nuit Blanche という夜更かしイベントがあります。
パリ市の主催で、美術館や博物館が無料で夜通し楽しめたり、
光のパレードやアートが見られます。
娘も大きくなってきたので
子ども向けのイベントを探して参加してみることに。
だんだんと夜になってきました。
この中央の建物を通り抜けたところにあるお庭に
人力で動かすメリーゴーランド、Saule et les Hoopies が。
動植物をモチーフにしたフォルムで、
4人の大人が自転車を漕ぐと回る仕組み。(笑)
5歳から10歳の子ども向けに芸術と文化への目覚めを目的として、
近代芸術を扱うポンピドゥーセンターの委託によって作られたそう。
他のアート作品は娘が怖がったので足早に通り過ぎて…。
国際大学都市の向かいにある Parc Montsouris へ。
木から下がる無数のしずく型のランプ。
中には虫、植物、木の種、カードゲームなどが閉じ込められていて。
美しい中にも命の儚さについて考えさせられる作品でした。
木の根元に置かれているしずくには
子どもたちが興味津々で集まっていました。
公園内では L'Association Française d'Astronomie (フランス天文学協会)の
協力の下、立派な望遠鏡での天体観測もあったのに
この日は雲しか見えずに残念…。
それでも夜の公園の芝生の上を娘と思いっきり駆けてみたら
明るい時間にはない草木の香りが立ち込めていて。
仕事で疲れ気味でしたが活力を取り戻せました。
夜の外出を楽しみました。